こんにちは!
河合です。
今日は股関節のトラブルについてお話しして行きます。
股関節でいちばん多いのは『寛骨臼蓋(かんこつきゅうがい)不全』
というものです。
簡単にいうと…
股関節の“くぼみ”が浅くて、骨がハマりにくい状態
この状態が長く続くと、
変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
という痛みの病気につながります。
股関節は くるっと回ったり、前後左右に大きく動きます。
でもその分、他の場所に問題があると、
股関節に負担が来やすいんです。
たとえば…
・足首が硬い
・腰が痛い
・膝がズレている
こういうときでも、股関節ががんばりすぎて痛くなることがあります。
股関節の「くぼみ」がどれくらい深いかは
レントゲンの写真で調べることができます。
代表的なのがこの2つ!
● CE角(しーいーかく)
くぼみの深さを見る角度
→ 20度より小さいと「浅い(=不全)」と判断されやすい
● Sharp角(しゃーぷかく)
くぼみの開き具合を見る角度
→ 40度より大きいと「不全」の可能性が高い
“関節唇(かんせつしん)”という大事なパーツ!
関節のふちについている「フチどめクッション」のようなもの。
これが 関節唇(かんせつしん) です。
関節唇のすごいところ
① 関節を広く・深くしてくれる
→ 骨がしっかりハマる!
② 栄養が行きわたるように“密閉”してくれる
→ 少ない関節液でしっかり動ける!
③ 骨が抜けないように“吸盤”みたいな役割
→ 大腿骨(ももの骨)が安定して動ける!
でも…
関節唇が傷つくと、関節が不安定になってしまう!
さらに悪くなると
変形性股関節症 に進んでしまうこともあります。
しっかりとこの辺を検査していかなければ股関節の痛みは改善しにくいです。
当院ではしっかり見ていくのでお困りなことがあればぜひご相談ください!
それではまた次回!
ー河合 里美
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