変形性膝関節症と生活習慣について
女性の生活習慣やファッションも変形性膝関節症のリスクを高める要因になっていることが、実は結構あります。
①、ハイヒールの影響
ハイヒールは膝に過度な負担をかけ、膝関節の変形を促進します。 ハイヒールを履くことで前側に体重がかかり不安定になります。
その不安定さを膝関節が補助するのでおきなストレスになるのです。
それに加えて、ハイヒールを履いていると大抵、足の指にトラブルが出てきます。 外反母趾や内反小趾、扁平足などが多いですね。
人の体重は、かかと、親指、小指の3つで分散されて立っているのですが、このうち2つがうまく使えなくなってしまいます。 ということは、膝で安定させるように頑張ってしまい痛みや変形が進行しやすいということです。
②、栄養不足
女性の場合、ホルモンバランスの関係で食事を摂っても吸収しづらかったり、鉄分や亜鉛、ビタミンなどが不足しやすくミネラルバランスを崩しやすいと言えます。
そのため、筋肉などの元となるタンパク質などの吸収率が下がり筋肉がつきにくい環境となります。
なので、積極的にミネラルやビタミンを摂取していくとともに、タンパク質やアミノ酸(タンパク質が分解された状態で吸収しやすい)などにも目を向けると良いかと思います!
もちろん男性も変形性膝関節症や膝の痛みを抱える方はいらっしゃいますので、一概には言えません。
男性では、
・座り仕事をしている(膝を曲げっぱなし)
・製造業でずっと立っている(膝にストレスがかかる)
・重いものを持ったり膝を捻るような仕事で負担をかけている
・筋力が衰えている
・食事に偏りがある(炎症が起きやすい体になります)
これらのことが当てはまると変形性膝関節症を引き起こしやすくなりますので、不安なことがありましたらご相談くださいね!
(当院は女性専用となっております)
福生市変形性膝関節症,膝の痛み







